我が家は近くにイオンがあり、食料品の買い物はほぼそこで済ませている。
イオンには株主優待制度があり、買った額の3%をキャッシュバックしてくれる。
2019年に消費税は8%から10%に上がった。しかし、イオンの株主優待制度を使えばそれ以上にキャッシュバックをしてくれてお得である。
しかし、優待取りのために株を保有したとしてもそれ以上にイオンの株価が下がったら逆に損をしてしまう。それを避けたい。
株優待取りのため、できるだけ損失を少なくするため、買いと売りを同時にするつなぎ売り(クロス取引)というのが前からあることは知っていた。
つなぎ売りとは、『現物で買い、同時に信用取引で売り建てること』である。
これを、権利付き最終日の寄付き前までに行う。
この時の売りは、一般信用売りを使う。
信用売りには、制度信用売りと一般信用売りがある。
制度信用売りは、逆日歩がつくことがある。
逆日歩とは、品貸料ともいい、証券会社が払う不足した株の調達料のことである。
制度信用売りにおいては、この逆日歩が信用売りの費用として発生する。
一般信用売りにおいては、これが発生しない。
ところが、権利付き最終日に一般信用売り用の株がなく、一般信用売りができないことがある。
私は、イオンの株主優待制度を利用しているが、権利付き最終日である2022/2/24に一般信用売りをしようとした所、一般信用売り制度が利用できなかった。一般信用売りのための貸株が証券会社にはなかったということだ。
これは、今までなかったことだ。
クロス取引(つなぎ売り)が世間に浸透してきたということか?
結局制度信用売りをしたが、幸いなことに逆日歩はついていない。
新規建手数料800円が取られている。
そして、次の日に現渡をする。
現渡の仕方は、それぞれの証券会社のホームページに書いてある。
現渡のコストは0円である。
逆日歩額は150円ついていた。
SBI証券であれば、アクティブプランにすれば、現物取引も信用取引も100万円までは、手数料は無料である。